愛宕神社

愛宕神社「Atago Jinja」Official Instagram
愛宕神社日々のフォトブック

遠方でお越しになれない方も、愛宕神社のお参り気分を味わっていただけます。

大鳥居

愛宕神社の入り口にある大鳥居です。愛宕神社へのご参拝は、この大鳥居からはじまります。
鳥居は「天の岩戸」神話のときに、常世(とこよ)の長鳴き鳥と呼ばれた鶏を止まらせた木を模したものと言われています。
鶏は夜明けを告げます。鳥居をくぐることによって新たな日がはじまるのです。
あなたの中にある、新たな清い心を呼び起こしましょう。
また、鳥居は世俗と神域との結界です。ちょっとここで立ち止まって、世俗のことは忘れてみましょう。
では、深呼吸をひとつして、心を静めて、鳥居をくぐりましょう。

出世の石段

正面の急な石段が「出世の石段」と呼ばれます。別名男坂。
八十六段の急な階段です。江戸時代、馬でこの階段を一気に駆け上がり紅白の梅の枝を折って徳川家光に献上した曲垣平九郎の故事に由来しています。
石段に上がる道の左右には狛犬が配されています。
向かって右側が「女坂」と呼ばれる階段。こちらからも境内に行くことができます。
一段、一段に神様への感謝の気持ちをこめて登ります。
この急な石段は、9月に催される例大祭では御神輿も行き来します。その姿は大変大変勇壮です。

一の鳥居

長い石段の上にはあなたを迎えるように鳥居が建っています。
石段を登るという行をしたあなたには、この鳥居は特別のものでしょう。
さあ、愛宕様はすぐそこです。深呼吸をもうひとつして、心を静めて、鳥居をくぐりましょう。

手水舎

鳥居をくぐり、少し行くと手水舎があります。ここで手を口とを清めましょう。
手は行為の象徴です。あなたのふるまいを清めましょう。
口はことばの象徴です。あなたのことばを清めましょう。
手水舎の使い方はこちらへ

丹塗りの門「神門」

丹塗りの門-神門-ですここからは、いよいよ敬虔にならなくてはなりません。
もう一度、心を鎮めましょう。
本来は、参拝のあと、神様にお尻を向けないようにするため、ここまでは後ろ向きに下がります。

社殿外観

さあ、いよいよ社殿が見えてきました。神様をお参りする心の準備はできましたか?
最後の参道をゆっくりと歩みましょう。

招き石

社殿の少し手前、左側には「招き石」があります。
この石をなでると福が身につくといいます。どうぞ、心を込めて石をなでて下さい。

お賽銭箱

お賽銭はお供物の一種です。神さまに奉献する幣帛の意味を持っています。
また同時に、あなたの罪けがれを浄化する科料としての働きもあります。
お賽銭箱に静かにお賽銭を入れたあとは、参拝します。
正しい参拝の仕方は「二礼二拍手一礼」です。
詳しくは「参拝のしかた」へ

社務所

本殿左手に進むと、社務所があり、各種お守りやおみくじがあります。
各種ご祈祷の受付もこちらで行います。
愛宕神社のお守りは、ひとつひとつ祈願をしております。福を身につけたい方、厄を祓いたい方、どうぞ愛宕神社のお守りをお持ち下さい。
また、鯉のエサも販売しております。池を泳ぐ優雅な鯉に、エサをあげてみてはいかがでしょうか。
ご祈祷についてはこちら

おみくじを引く

池

社務所からまっすぐ進むと池があります。ひとなつこい鯉たちの姿がご覧頂けます。
境内には都会のとは思えぬほど多くの木々が茂り、四季折々の花々が咲き乱れます。
しばし、日頃の喧噪を忘れ、心静かなときをお過ごし下さい。

社殿内部

御社殿の中に入れる人は特別な人たちだけです。氏子の方、崇敬者、そしてご祈祷の方だけが許されます。
お正月は特別に正面の御扉を開けます。
また、1日・15日・24日の月次祭には正面の御扉を開けます。
より近くでお参りいただけますので、ぜひこのときにいらっしゃってください。

それではご社殿の中に入って参拝しましょう。やはり「二礼二拍手一礼」です。
あなたが立っているところは「拝殿」です。神さまを拝む場所です。
奥の一段高いところは「幣殿」です。神様に幣帛や奉献の品々を捧げます。
さらに、奥には「本殿」がありますが、ふだん開かれることはありません。
左の前方に七福神大羽子板があります。
この七福神大羽子板をお参りすると、良い初夢を見ることができるといいます。
お正月にはぜひどうぞ。