今年はどんな年

今年は平成20年
どのような年になるでしょうか。

今年は戊子(つちのえ・ね)の歳です。

十干

戊(つちのえ)

今年は十干では「戊(つちのえ)」の歳です。

●繁栄の年

「つちのえ」の「戊」という漢字は、くさかんむりをつければ「茂」になります。さまざまなものが繁って、繁茂する、繁栄するという意味です。

育てた種がどんどん伸びて、今年はそれがいっぱいに繁茂してくれることをお祈りも申し上げます。

また、今年と来年は「つち」の年。四方でいえば「中央」の年です。真ん中です。

曇りのない心で、まっすぐに正しいことを行なっていれば繁栄するという年です

●狩のとき

古代中国の商(殷)の時代には、戊の日に狩をしました。「戊」という字がもともとは武器を表す漢字で、さらに繁栄のイメージがあるからでしょうか。今年はいつもよりも積極的に何かをやってみるのはいかがでしょうか。

十二支

子(ね)

 

●大国主命とねずみ

今年は十二支のはじめ、「子(ね)」の年です。

ネズミといえば小判です。ネズミは子だくさんなので、福もたくさん、小判もたくさん運んでくると言われています。今年はたくさんの福に恵まれるといいですね。

そして、ネズミは大きな袋を肩にかけの大黒様、すなわち因幡の白兎を助けた大国主(おおくにぬし)命(みこと)の家来といわれています。ネズミと大国主命の間にはこんな話があります。

イジワルなお兄さんたちから逃れるために根の堅州国(かたすくに)に行った大国主命は、そこでもたくさんの試練に出会います。昔から英雄は試練に出会うものです。

その試練とは、須佐之男(すさのお)命が矢を野に放ち、それを取ってこいというもの。それだけだったら大したことはないのですが、なんと須佐之男(すさのお)命は大国主命が取りに行くと、その野に火を放ってしまったのです。

「もうおしましだ」と思った大国主命のところにネズミ登場です。

火に囲まれて逃げ場を失った大国主命に「内はほらほら、外はすぶすぶ」と何やら暗号のようなことをささやきます。それは地下の穴への行きかたです。それに導かれて火にも焼かれずにすんだ大国主命。そしてネズミは矢も口にくわえて持って来てくれたのです。

それらの試練を乗り越えた大国主命は、須佐之男命の娘のスセリビメノミコト(須勢理毘売命)と結婚をし、国造りを始められました。

あなたが何かことを創められようとするときに、ネズミは助けてくれる動物です。

西 暦・皇 紀

平成20年の今年は、西暦では2008年、そして皇紀では2668年

●皇紀について
神武天皇が、大和の橿原(かしはら)の宮で即位した年を皇紀元年と定めて、その年から起算する年号を皇紀といいます。

皇紀というと、どうしても太平洋戦争や軍国主義と結びつけてしまいがちですが、近年は世界的に、その国独自の暦が見なおされて来ています。この機会にいろいろな国や民族に残っている暦をチェックしてみると面白いかも。

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